任期満了に伴う東京都議選が22日、投開票され、東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファースト」が第一党を奪還し、自民党は告示前の30を大きく割り込みました。不記載問題も影響したとは思いますが、やはり減税に背を向け続けたこと、特にガソリン税の暫定税率の廃止問題に関し、審議拒否したことが強く反発されたと思います。
公明党は36年ぶりに落選者を出し、支持母体の池田大作・創価学会名誉会長が死去した影響はぬぐえないと思います。また減税に抵抗する連立与党であるということなども影響した可能性が高いと思います。
地域政党「再生の道」は議席を獲得できませんでした。石丸伸二代表は厳しい情勢について問われると「そんなところにこだわっていない。都議選に候補者を擁立するという目標はしっかりかなえている」と強弁しました。しかし、統一的な政策もなければ、有権者は判断ができませんし、候補者だって職を捨てて臨んでいるわけですから、勝敗に「こだわっていない」などと政党の代表たるものが言い放って良いものでしょうか?
特筆すべきは、参政党の4候補中、3候補が当選したことです。世田谷区選出の望月正嗣候補は、元検察事務官。教育問題や犯罪の撲滅を訴えました。2位当選です。応援演説に入ったSayaさんや吉川里奈衆院議員は、中国などの外国人流入問題などを熱弁し、「日本人ファースト」を訴えました。実はこれ、東京都内では非常に「刺さる」政策だと思います。オーバーツーリズムと言われる多くのインバウンド観光客、低賃金労働を中心に外国人労働者を雇用する政策、中国の軍事的圧力や諜報活動の問題…。千代田区で都議選に挑んださとうさおり氏も「日本を中国の6つ目の星にしてはならない」と訴え、圧倒的に不利な状況から、しかも激しく争った都民ファの平慶翔氏に最終日のマイク納めで小池百合子・東京都知事が入って支持を訴えた中で、約250票差で初当選を果たしました。
参政党やさとうさおりさんが躍進し、反対に均衡財政にこだわり、ガソリン減税まで審議拒否してしまった自民党は、壊滅的に敗北しました。
国民民主党も山尾志桜里氏らの公認問題などで、支持を伸ばせず、当初よりかなり勢力が減退しました。
今回の選挙は、勝利のポイントは「減税と中国」だったと思っています。それを訴えた候補は、まず負けていません。
反対に残念なのは、立憲民主党推薦の森愛氏という不記載が974万円にものぼった候補が当選してしまったことです。ある意味、オールドメディアの「偏向」報道に助けられたともいえるでしょう。未だにオールドメディアは力を持っているということです。
<YouTubeコメ>
◆TikTokでれいわ信者の参政党批判がすさまじくなってる。衆院での国民民主躍進の時もそうだったけど、あいつらホントにタチ悪い。
◆石破内閣は責任取らないの?めちゃくちゃ嫌われてる
◆さとうさおりさん、参政党の皆さんおめでとうございます。それにしても参政党が初の挑戦で3議席とっても地上波メディアのLIVEなしなんて、どんだけ参政党の存在を国民に知られたらマズいのかと。どれだけ根深い闇が政府とメディアの間にあるのかと思います。
◆さとうさんと参政党の躍進に安堵しています。さとうさんが都の財政に赤ペンを入れ、そして参政党が都議会の闇を明るみに出してくれる事を多いに期待します!
◆この路線で行けば、参院東京選挙区では、さやさんは当選、あわよくば平野雨龍さんも通れば、日本は確実に変わります。もちろん自民と立憲の共倒れ希望です。
◆小池都政については、太陽光パネルの義務化や無駄使いと感じるお台場の噴水やプロジェクトマッピングなど承認されているということでしょうか。
都民として理解できないです。WHOはいらないし、エジプトへの支援もいらないです。

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