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令和7年2月5日の衆議院予算委員会にて、国民民主党の橋本幹彦議員が「政府参考人としていわゆる制服組の出席を要求したが理事会に承認されなかった」と述べ、それに対して安住委員長が「制服組の答弁は、長い慣例だけでなく、先の大戦のことも踏まえて、文民統制の観点からやってきたわけで、偏った考えで判断していない。今後もこの判断を続ける」、さらに「国民民主党も合意の上で、文民統制の重みをわきまえて国会はやってきた。行き過ぎた誹謗中傷は看過できない。戦後、長いルールの中で重く積み上げてきたもので、防衛省の組織として責任を持ってここで答弁をしていることを否定するようなことは許されることではない。言動に十分注意してほしい」と述べていました。

「文民統制」というアカデミックな議論も大切だが…

文民統制が云々という大所高所からのアカデミックな議論は、それはそれで大切ではあります。しかし、こうした「現場からかけ離れた」議論ばかりに終始してしまうのも、少しもったいない気もします。

「現実を忌憚なく共有する」ために


「現場からかけ離れた」議論に終始する現状を変え、現実を忌憚なく共有する環境を整え、国防の議論を深化させるために、何ができるのか。どうすればいいのか。

その答えは、「制服組を国会に呼ぶ」だけではないでしょう。
他にもいろいろな手段があるはずです。

自分自身が「現場の声」になる

もっともシンプルな答えは、橋本議員御自身が「現場の声」になることでしょう。

各地の自衛隊基地、駐屯地を回り、その目でしっかりと現場を見つめ、そこで働く人々やご家族の声に耳を傾け、時に自身の経験と重ね合わせながら、より幅広い「現実」を受け止める。そして国会議員として、「現場の声」を代弁し、現実を忌憚なく共有し、国防議論を深化させていく。

これが一番シンプルです。

なぜなら、これなら橋本議員御自身の尽力で実行可能だからです。
何しろもう当選はしてるのだから。最大の難関である「議員になる」ことはクリアしてるわけです。あとは走って、見て、聞いて、代弁する。それだけです。

他にも色々な方法があると思いますが、橋本議員御自身が走って、見て、聞いて、代弁するのが、一番手っ取り早いですよ。これなら誰にも邪魔されませんからね。

結局「空中戦」に終始するのは如何なものかと

今回の騒動を見ていると、なんかこう、もどかしいなあ…と思います。

先ほどの繰り返しになりますが、「文民統制」云々は確かに大切です。我が国の文民統制の在り方は、果たしてこのままで良いのか?という論点は、さまざまな意見があるようですし、大いに議論があって然るべきと思います。

ただ、そうした大所高所のアカデミックな議論に終始し、地に足の着いた現場から掛け離れた空中戦ばかりに論点が移ってしまうのは、如何なものでしょうか。まさに今起きている現象そのものに、橋本議員は警鐘を鳴らしたのだと僕は受け止めています。

そのことに賛否双方とも気付いていない以上、橋本議員、やっぱりあなた自身が走って、見て、聞いて、現実を代弁する以外にないんじゃあないかと思いますよ。


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