高齢者が安心して暮らせる社会を築くことは、我ら全員の責務である。我が国は世界でも類を見ないスピードで高齢化が進んでおり、今後ますます多くの人が高齢期を迎える。その中で、健康や生活の基盤をどう支えるかが、我らの社会全体の未来を左右する重大な課題だ。

　民一会は、健康寿命を１０年増やす！をスローガンに、高齢者の健康と暮らしを守ることを最優先に掲げ、今後さらに政策の実現に向けて取り組んでいく。具体的には、医療・介護の充実、年金制度の安定化、地域社会とのつながりの強化など、幅広い分野で高齢者支援を進めていく考えだ。

　まず、医療・介護分野においては、高齢者が適切な医療を受けられるようにすることが不可欠である。今後、医療費負担の軽減、かかりつけ医制度の拡充、訪問介護・看護の強化に向けた施策を進めていく。また、認知症対策にも力を入れ、早期発見・早期治療を支援する体制の整備を進める。

　次に、年金制度についても、安定した老後の生活を支えるために、持続可能な制度設計を進めていく。物価高騰が続く中、年金受給者の生活が圧迫されている現状を踏まえ、給付の適正化とともに、高齢者同士で財産を平均化して、足りない部分は若者が負担するという、若者が金銭的に巻き込まれにくい仕組みを創出してゆく。

　さらに、地域における高齢者支援の強化にも取り組む。高齢者が社会とのつながりを維持し、孤立しないよう、地域コミュニティの活性化を進めることが重要だ。シニア向けの交流の場を充実させ、ボランティアや就労の機会を広げることで、誰もが生きがいを感じながら暮らせる社会を目指してゆく。

　民一会は、これらの課題に真剣に向き合い、高齢者が安心して暮らせる社会を実現するために、これからも全力で取り組んでゆく。高齢者の健康と暮らしを守ることは、単なる福祉の問題ではなく、日本の未来を左右する重要なテーマである。すべての世代が共に支え合い、安心して暮らせる社会の実現に向け、取り組みを加速させていく決意です。